yoskhdia’s diary

DDDとかプログラミングとかアーキテクチャとか雑多に

DDD

「データ」「情報」「知識」の含意からドメイン駆動設計と2種のインピーダンス・ミスマッチを辿る考察

FOLIO Advent Calendar 2020 17日目です。 「データ」「情報」「知識」の含意から、ドメイン駆動設計、そして、ソフトウェア設計の現実に存在するインピーダンスミスマッチまでを考えてみるエントリです。 本エントリは、主に次の論文「データ・情報・知識の…

EventStorming and Narrative

Okuda on Twitter: "Chatworkさんのトコロでちょっと喋ってきました。口頭メインのためスライドは薄いです🌷 Event Storming and Narrative https://t.co/dI6KJzgX1q" ということで、スライドがあまりにも薄いため補足を残しておくエントリです。 speakerdeck.…

Scalaを例に「仕様」パターンを実装する

この記事はFOLIO Advent Calendar 2018の6日目です。 FOLIOでも使っている「仕様」パターンをScalaで実装する方法について紹介します。 「仕様」パターンとは Eric Evans氏とMartin Fowler氏による仕様パターンに関する論文があります。 https://martinfowle…

エンティティの同一性を表現するためにequalsをオーバーライドすべきか否か

このエントリは ドメイン駆動設計 #1 Advent Calendar 2018 の5日目です。 4日目は @s_edward さんの「Microservices と DDD」でした。 6日目は @kawakawa さんの ドメインオブジェクトとユースケースの関係について です。 TL;DR エンティティの同一性を表…

新しいモデリング手法: EventStorming (イベントストーミング) をはじめるための準備

EventStorming (イベントストーミング) というモデリング手法があります。 www.eventstorming.com EventStorming is a flexible workshop format for collaborative exploration of complex business domains. EventStormingは、複雑なビジネスドメインを協…

そのトランザクションは果たして本当にトランザクションなのだろうか?

DDDネタです。 DDD Community-JPのDiscordで「複数の集約(Aggregate)をまたいで整合性をどう担保するのが良いのか?」という話がされていました。 この話を読んでいて、 yoskhdia.hatenablog.com でもサラッと触れた「トランザクション」をもう少し掘って…

ドメインイベントを設計する

speakerdeck.com 第3回Reactive System Meetup in 西新宿のLTで発表をしてきました。 reactive-shinjuku.connpass.com LTという都合上、含めたかったけれど泣く泣く削ったボツネタも併せて補足するエントリです。 (例によって長いです。)

マイクロサービスとDDDをGo言語とScala+Akkaで比較したらEventSourcingの話にもなって面白かったまとめ

Reactive Messaging Patterns読書会のなかで、「マイクロサービスとAkkaとGo」な面白い話題が出たので代表でまとめる試みエントリです。(結構、色々な話題に飛んでいるので難度高い。) まとめ方としては、会話ログを転記して、最後にまとめる形をとってい…

ユーザストーリーマッピングとDtoDによるアジャイル要求

だいぶ時間があいてしまいましたが、ユーザーストーリーのセミナーに参加してきましたので、そのメモです。 アジャイル開発で要望の表現に用いるユーザーストーリー入門 | 株式会社オージス総研

DDD座談会に際して素振りをしていた

DDD

ddd-zk.connpass.com DDD座談会のパネラーとして登壇させていただきました。 素振り 予め参加者の方々からいただいた質問(テーマ)に対して、予行練習というか、ちょっと自分の考えを先にまとめていたのですが、予想通りテーマひとつひとつが盛り上がったの…

ドメイン駆動設計 第2章 ユビキタス言語を読みなおした

DDD

社内交流会でLTをする機会があったので「ユビキタス言語」についてDDD本を再度読みなおしてみました。 speakerdeck.com 最近、「DDDは負け犬」みたいな話が少しバズりましたが、ユビキタス言語=ユーザの言葉と解釈するのはあまりに勿体無いのではないかなと…