yoskhdia’s diary

DDDとかプログラミングとかアーキテクチャとか雑多に

効果的な目標の立て方について整理したこと

期ごとに目標を設定して、期末にその評価をする、などは姿形は違えど多くの会社で行われていることと思います。 何を狙ってそんな取り組みをしているのか、もっと効果的に取り組むためには何が必要なのかなど、ココ最近調べたり考えたりしたことをまとめてみたのでシェアしてみるエントリです。

前置き

多くの会社では目標管理の仕組みがあることと思います。 しかし、知れば知るほど、仕組みだけがあっても、背景知識が無ければ活かすことができないと感じるようになりました。 振り返れば、毎回面倒な気持ちしかなく、意義はなんとなく分かっても必要性を感じることはありませんでした。 会社の狙いは(良くも悪くも)複数の面があるわけですが、どうせ不可避なものであるなら、自分にとって有意義なものとする方が建設的です。

今回は充実を得る要因は何か、成長に必要な資源は何か、そして、それを踏まえてどうすれば効果的な目標を立てられるのかについてまとめてみました。

ということで

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2つの基礎理論をもとに整理しています。*1 目標管理に限らず、この2つの理論が当てはめられる場面は非常に多いと感じています。 目標を立てる際には「組織の需要を見つけ、自分の供給できるものと願望をもとに、ストレッチ目標を設定する。」までが地続きなのだと思います。 そして、取り組みに対して周囲からフィードバックを得られる環境であることが大切です。これはマネージャの仕事でもあります。*2

仕組みをただ受け入れるのではなく、自分にとって何がプラスになるのかに目を向ける方が建設的です。 主体を自分に置いてみて、その資源を得る場所として組織があると考えてみると、仕組みが何故あるのか見えてくるのではないでしょうか。*3

最後に

勿論、人によって賛否両論あるかと思います。 やりたくない人はトコトンやりたくないでしょうし、肯定的に捉えるにしてもナァナァで終わらせたいと思う人もいるでしょう。 フィードバックを得られる環境でなければ、組織の問題です。 マネジメントが正しく機能することが、仕組みの前提にあるでしょう。 結局のところ、重要なのは仕組みではなく、そこにいる人なのです。

いずれにしても、今ある状況下で何を選択するのかは、個人の自由です。*4 その選択は誰に否定されるものでもなく、それによってプラス・マイナス何を得るとしても自己のものです。 であれば、後悔のないようにできると良いですね。

Have Fun! ;-)

*1:理論というにはエビデンスを示せていませんが、方便の一つとしてご理解いただければ…

*2:頑張ります。

*3:そして、善意と思惑の両面が見えてくる…のなら、上手く使う方が利口なのでしょう。

*4:理性を持って選択できることは人の獲得した自由ですし。